2021年12月10日
大事な子供達の未来のために
丁寧な説明を必要とする学校統合。
竹田市議会第4回定例会の一般質問でも、議員の方々と問答を繰り返しながら、
ご理解していただけるように努めています。
これまで極小規模校教育をしてきた竹田市。
しかし、その結果はどうでしょう。
ここ数年で著しく低下した竹田市内小中学生の学力。
多くの子供が不登校で苦しむ現状。
習熟度別授業や特別支援教育がしたくても、してあげられない教員の数。
もちろん、中学校に音楽、美術、技術、家庭科の先生が揃うことはありません。
数学の先生が、社会科を教えることも。
今の竹田市教育が抱える課題を挙げれば切りがありません。
これは教員の力不足でも、家庭教育が不十分だからでもありません。
皆さん、それぞれで懸命に頑張っていただいています。
問題は、学校教育の仕組みなのです。
そこで、この夏、教育委員会ともに学校統合を提案。
きちんと義務教育ができる体制を整えようと。
それは、数少ない大事な子供達に、より充実した学校教育をしていくために。
自分の大切な子供が学ぶ学校。
心のよりどころでもある地域の学校。
その学校を統合することは痛みをともないますが、
大事な子供達の未来のために提案しています。
引き続きご理解いただけるよう説明していきます。