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2023年10月14日 音楽を楽しむまちへ、ようこそ
2023年09月28日 改革が必要です
2023年08月30日 女子ラグビー日本代表候補の皆さんが合宿中。竹田市の生産者は素晴らしいのです。
2023年08月28日 今ここにある
2023年07月25日 皆様と一緒に歩を進めます
2023年06月11日 東京の朝倉文夫彫塑館 高校生向け地元企業説明会 防災減災対策
2023年05月02日 秘密にしておきたい取って置きの場所
2023年04月26日 私自身も大切にしている経験
2023年04月10日 あたりまえは多くの方々が努力したからこそ与えられています
2023年03月12日 共に頑張っていきましょう!
2023年02月15日 地域医療の喫緊の課題
2023年01月26日 絆を深めます
2023年01月04日 仕事初め式で手短に挨拶
2022年12月16日 実りの多いひとときです。
2022年12月15日 頑張りがいがあります!
家業を継ぐために近畿日本ツーリストを退職し、大分県竹田市に帰郷したのが28歳の時。これまで会社勤めで学んだ「人の喜びは、自分の喜び」という精神と、人を喜ばせる企画力を活かし、これからは地元竹田市を元気づけていこうと考えていました。
そんな時です。ふと目に触れた市報の「竹田精神保健ボランティア養成講座参加者募集」の記事。精神?保健? 当時の私は、この分野については無関心。私の暮らしには関わりのない世界だと考えていました。そこで、自分のまったく知らない世界を覗いてみようではないかと、興味本位で講座に参加しましたが・・・強烈なパンチを食らうことに。
世界を巡り、見聞を広める
今まで知らなかった精神保健の世界。偏見と差別の中で暮らしている精神障がい者。周回遅れの福祉政策のもと、ここ竹田市でも病と生活に苦しんでいる人々が多くいる。不意の衝撃で、これまで築いてきた世界観が崩壊。この講座のおかげで、社会を見る目が少しばかり開かれていきました。私は自らの無知を痛感したのと同時に、この現状を変えていくと決意。そこで、具体的に何ができるだろうかと思慮していたところ、私の視界に変調が現れ始め、妙な頭痛も。病院に行くと髄膜腫(ずいまくしゅ)との診断。頭の中に腫瘍ができていたのです。
近畿日本ツーリストを退職
手術を受けるために九州大学附属病院に入院。私の腫瘍は良性でしたが、相部屋の仲間には悪性ではないかと思われる人も。
私は生かされる。彼は死に至るかもしれない。私は人のいのちについて深く悩み考え、これからの生のあり方を決めたのでした。今、与えられている二度とない、このありがたいいのちを十二分に使って、人のお役に立っていこうと。
障碍者とクリスマス
戦後日本の高度成長の影となり、市場競争普遍主義(*注1)の考え方からは「負け組」と呼ばれる人々。自分のいのちの充足感を感じられない人々。「弱者」や「難民」とくくられる人々。
私は、こういった人々が与えられている自らのいのちを十分に輝かせることができるよう、現在の社会のしくみを変えていきたいと心底から願っています。そして、その輝きが様々な宝物でいっぱいの宝石箱のなかのように、色とりどりの光が相互に反射し合い、積み重なってできる、輝き合う光となるように。
*注1 市場競争普遍主義:市場競争はすべての国や地域に適用すべきであり、このことは農業、医療、教育、商業などといった、すべての分野、領域に適用する考え。
揺らがぬ決意