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2024年08月19日 それを信じて寛容に生きた
2024年07月30日 ここが勝負です
2024年06月22日 責任を持って、次世代にバトンを渡します。
2024年05月22日 今、何ができるのかを皆さんと考え、支援していきます。
2024年04月22日 辛くて厳しいほのぼの登山でした
2024年04月10日 熱い思いに応えます!
2024年03月14日 私も息子のように心からお祝い申し上げます
2024年03月08日 生活者起点で、暮らしも変えていきます
2024年02月06日 議会の可決をいただきました。ありがとうございます。
2023年12月10日 会場は、素敵な笑顔で一杯です。
2023年12月09日 こども診療所
2023年11月28日 引き続き頑張ります!
2023年10月14日 音楽を楽しむまちへ、ようこそ
2023年09月28日 改革が必要です
2023年08月30日 女子ラグビー日本代表候補の皆さんが合宿中。竹田市の生産者は素晴らしいのです。
家業を継ぐために近畿日本ツーリストを退職し、大分県竹田市に帰郷したのが28歳の時。これまで会社勤めで学んだ「人の喜びは、自分の喜び」という精神と、人を喜ばせる企画力を活かし、これからは地元竹田市を元気づけていこうと考えていました。
そんな時です。ふと目に触れた市報の「竹田精神保健ボランティア養成講座参加者募集」の記事。精神?保健? 当時の私は、この分野については無関心。私の暮らしには関わりのない世界だと考えていました。そこで、自分のまったく知らない世界を覗いてみようではないかと、興味本位で講座に参加しましたが・・・強烈なパンチを食らうことに。
世界を巡り、見聞を広める
今まで知らなかった精神保健の世界。偏見と差別の中で暮らしている精神障がい者。周回遅れの福祉政策のもと、ここ竹田市でも病と生活に苦しんでいる人々が多くいる。不意の衝撃で、これまで築いてきた世界観が崩壊。この講座のおかげで、社会を見る目が少しばかり開かれていきました。私は自らの無知を痛感したのと同時に、この現状を変えていくと決意。そこで、具体的に何ができるだろうかと思慮していたところ、私の視界に変調が現れ始め、妙な頭痛も。病院に行くと髄膜腫(ずいまくしゅ)との診断。頭の中に腫瘍ができていたのです。
近畿日本ツーリストを退職
手術を受けるために九州大学附属病院に入院。私の腫瘍は良性でしたが、相部屋の仲間には悪性ではないかと思われる人も。
私は生かされる。彼は死に至るかもしれない。私は人のいのちについて深く悩み考え、これからの生のあり方を決めたのでした。今、与えられている二度とない、このありがたいいのちを十二分に使って、人のお役に立っていこうと。
障碍者とクリスマス
戦後日本の高度成長の影となり、市場競争普遍主義(*注1)の考え方からは「負け組」と呼ばれる人々。自分のいのちの充足感を感じられない人々。「弱者」や「難民」とくくられる人々。
私は、こういった人々が与えられている自らのいのちを十分に輝かせることができるよう、現在の社会のしくみを変えていきたいと心底から願っています。そして、その輝きが様々な宝物でいっぱいの宝石箱のなかのように、色とりどりの光が相互に反射し合い、積み重なってできる、輝き合う光となるように。
*注1 市場競争普遍主義:市場競争はすべての国や地域に適用すべきであり、このことは農業、医療、教育、商業などといった、すべての分野、領域に適用する考え。
揺らがぬ決意