2022年01月05日
皆さん、その心を一つにしましょう。
力を合わせるのはもちろん、心も合わせていきましょう。
竹田市役所の仕事始め式。
行政の仕事は、近代合理主義による官僚制によって成立しています。
そのことは行政ルールを厳守しつつ自治体を運営するのには最適ですが、
職員が鉄の檻のなかで心のない専門家になってしまいます。
そう警告したのがM.ヴェーバー。
この近代合理主義の影の部分をどう克服するか。
心をどう反映すべきか。
没個性的な職員像の払拭とは。
私は仕事の目的を「公共の豊かさ」に再設定し、
その手段を人々との繋がりを通して検証し、改善を重ねて自治体運営をしていきたい。
官僚制も維持しつつも人々の関係性(公共)を考慮しながら、
職員一人ひとりの個性を活かし、その優れたところを取り入れ、
蓄え、活用して市民のために働く竹田市役所。
そうすることが、情にも叶う役所の仕事になると考えています。
皆さん、その心を一つにしましょう。
本庁で私の願いを伝え、その願いを胸に各支所へ挨拶します。